企業経営理論 価格・チャネル戦略
こんばんは。
最近はまっている動画がありまして、それがこちらになります。
いよいよアフリカ縦断スタート!エジプトに着きました。【アフリカ縦断#1】
『ジョーブログ』のジョーさん。自分もバックパッカーをしていた時期がありまして、旅の思い出を彷彿させてくれる人です。
行動すれば人生変わる事を教えてくれますので是非見てみてください。
アメリカ横断シリーズも面白いです。
本日は企業経営理論_価格・チャネル戦略について綴ります。
①価格戦略
◯需要の価格弾力性
→価格の上昇が需要とどれくらい連動しているか。
価格が5%上昇したときに需要が10%下落する=価格弾力性2
◯価格設定の基本戦略
1)コスト志向
→マークアップ法、コストプラス法等、仕入価格に一定の利益率を上乗せ
2)需要志向
→▽心理的価格設定
・名声価格(あえて高い値段)
・端数価格(980円など、8や9を付けて安く見せる)
・慣習価格(ジュースの120円など、慣習となっている価格)
3)競争志向
→実勢型価格設定(市場に合わせた価格)、入札型価格設定
◯新製品の価格設定
1)上澄吸収価格(スキミングプライス)
→導入期に高価格設定し、利益率を高める。
2)市場浸透価格(ペネトレーションプライス)
→低価格設定し、市場シェアを獲得する。
◯価格の調整
1)エブリデーロープライス政策
→大量仕入でコストを削減し、低価格で販売
2)ロスリーダー政策
→採算度外視で安い価格を設定し、対象商品意外のものの購入を促す
②チャネル戦略
◯▽チャネルの機能
・商流(所有権の移転)
・物流(モノの移転、輸送や保管等)
・情報(情報伝達や販売促進)
・その他(金融等)
◯チャネルの種類
1)▽チャネルの長さ
・直接流通→メーカーから直接消費者へ
・間接流通→メーカーから小売や卸をはさんで消費者へ
2)▽チャネルの幅
・開放的→取引先の流通業者を限定しない
・選択的→取引先の流通業者をある程度限定
・排他的→特定の流通業者を作り、チャネルを制限
3)▽垂直的マーケティングシステム(VMS)
・契約型→フランチャイズチェーン、ボランタリーチェーン
・管理型→大手の下に下請け業者が集まり、管理する
◯物流戦略
今日の学習は以上です。なかなかボリュームがある分野でした。
明日からも頑張っていきましょう!
ではでは。
企業経営理論 製品戦略
こんばんは。
今日は仕事終わりに市民プールで1kmスイムしてきました。
ランニングや水泳等のリズム運動の有酸素運動は、幸せホルモンと言われる『セロトニン』が発生して、心地良い気分になります。
運動系の記事もまた書いていこうと思います。
本日は企業経営理論_製品戦略を学びました。
①製品とは
製品は「有形財」と「無形財」分類できます。
有形財は個人が消費する消費材、企業が消費する産業材に別れ、消費材は、
・最寄品…生活品等
・買回品…耐久消費財や趣味品。ex)服等
・専門品…ブランド品等
・非探索品…消費者が興味を示さないもの。ex)生命保険、百科事典
の4種類があります。
②新製品開発
下記の4段階のプロセスを経て、新製品は開発されます
1)コンセプト決定…アイデアを出し、スクリーニングする
2)戦略策定…マーケティング戦略を策定する
3)製品化…製品開発後、試供品でテストマーケティング実施
4)市場導入
③ブランド
ブランドには出所表示、品質保証、広告宣伝、ブランドエクイティの機能があります。
また、ブランド所有者による分類です。
・ナショナルブランド…メーカー自社が製造・販売する製品につけるもの
・プライベートブランド…卸・小売が規格や開発したもの
ブランド採用戦略は次のものがあります。
・ファミリーブランド
→標的市場の類似性が同質、製品ライン間の類似性が同類な場合全てのラインに同じブランドを付ける。ex)マクドナルド
・ダブルブランド
→標的市場の類似性が同類、製品ライン間の類似性が異質な場合、ある程度のブランドを保持しつつ、商品ごとにブランドを作成する。ex)キリン一番搾りとラガー
・ブランド・プラス・グレード
→標的市場の類似性が異質で、製品ライン間の類似性が同質な場合、グレードによって差別化する。ex)BMW3・5・7
・個別ブランド
→標的市場の類似性が異質で、製品ライン間の類似性も異質な場合、個々の商品ごとにブランドを付ける。ex)ネスレのキットカット、ネスカフェ
・分割ファミリーブランド
→標的市場の類似性、製品ライン間の類似性が分類できない場合は何らかの共通性に応じて分類する。ex)松下電気をパナソニックとナショナルに分類
今日の学習は以上です。
ブランドという測定が難しい概念も、このように細かく細分化して戦略を立てているというのは面白いです。
ではでは。
企業経営理論 マーケティング概要とプロセス
こんばんは。
ある記事で読んだのですが、部下を率いる力として、
マネジメント▶︎自分が動かずに人を動かす力
リーダーシップ▶︎自分が率先して人を動かす力
と分けられるようです。特にマネジメントを行なう人間で「あいつは何もしてないくせに」と言われないように、日々自分を磨き上げる事は大切ですね。見方を変えればどんな人でもいい勉強材料になります。
さて、今日は企業経営理論_マーケティング概要とプロセスについて綴ります。
①マーケテイングの基礎
マーケティングを一言で言えば、「売れる仕組みづくり」究極は「セリングがいらなくなる仕組み作り」です。
コンセプトは以下の5つに分ける事ができます。
・生産志向…生産能力を上げる
・製品志向…製品の能力を上げる
・販売志向…販売の効率を上げる
・顧客志向…顧客のニーズを満たす
・社会志向…社会貢献をする
マーケティングの階層は3つに分かれます。
1)戦略的マーケティング…企業戦略
2)マーケティングマネジメント戦略…4Pの統合
3)マーケティング機能要素別戦略…各4Pの分析
②消費者行動分析
データ収集方法は何種類かあり、質問法は面接や電話、郵送などで収集します。また、観察法や実験法などもあります。
2)購買行動分析
購買行動にはプロセスがあり、問題認知→情報探索→代替品評価→購買決定→購買後の行動という順番です。
また、購買後の行動で、自分が行なった行動が不安になる現象があり、これを「認知的不協和」と言います。
③標的市場の選定
考え方はとてもシンプル。まず市場を分けて(セグメンテーション)、目標を定めて(ターゲティング)、腰を据える(ポジショニング)という流れです。
セグメンテーションは、地理や人口、心理的など、分析基準はたくさんあります。ただし、「実行可能」「維持可能」「到達可能」「測定可能」などの要件が必要です。
ターゲティングは、マーケティングミックスの投入の仕方で、
・無差別型…市場全体に全経営資源を投入
・差別型…市場に合わせ、経営資源を分けて投入
・集中型…市場を選んで、全経営資源を投入
に分ける事ができます。
最後にポジショニングは「ポジショニングマップ」という2軸の表を作成し、自社(自社の商品)のポジションを決めます。
今日の学習は以上です。
ある電機メーカーの戦略で、『商品単価は安いが、物持ちが良く、アフターフォローもしっかりしている』というイメージを植え付けている会社があります。安価な外国製品が市場に流入している中で、このようなイメージを顧客に発信できているのも差別化を図る一種のマーケティングだと感じます。
今日はこのあたりで。
ではでは。
『人生ドラクエ化マニュアル』
こんばんは。
今日は読み終えた本の感想を綴ってみたいと思います。
本日読了したのは『人生ドラクエ化マニュアル』(著:JUNZO)です。
人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! -
- 作者: JUNZO
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そもそもこの本を手にとったきっかけは、自分の人生について深く考えすぎてしまう事が多く、「人生もっと楽に考えれないかな」と思案していた時に出会いました。
確かにドラクエみたいに人生をゲームにできたら楽しそうですよね。
本の概要をざっくり纏めてみます。
①ゲームは時間を忘れるほど熱中するのに、なんで人生はそうではないのか?
→じゃあ人生をゲームにしたらいいじゃん!
②そもそもゲームが楽しいのはなぜだろう?
→ 「目的」、「ルール」、「敵」が存在するから!
→人生にもこの3要素を当てはめれば楽しくなりそう!
③3要素の中身はどういう意味?
→1)目的:ゲームの中ではクリア条件(ラスボスを倒す、いい点でゴールする)
人生の中では自分で決めれる(社長になる、目の前の顧客を喜ばせる)
2)ルール:ゲームの中では、勝ったら経験値GET、コマンドは限定、等
人生の中では、戦うだけで経験値GET、コマンドは無数、等
3)敵:ゲームの中では、雑魚キャラ、中ボス、ラスボス、等
人生の中では、目的を邪魔してくるもの(嫌な上司、文句を言う人等)
④つまり…
自分の人生の目的(小さいモノから大きいモノまで)を自分で決めると、自動的に敵(目的を妨げてくる人)が増える。特に大きい目的を作ると強敵が現れる。
でも、敵がいないゲームなんて全く面白くない。マリオでもずっとスターだと面白くないでしょ?
その敵を自分で作れる無数のルールの中で闘ったり逃げたり、あるいは仲間にしながら経験値を積み、目的に向かって楽しんでいこう!
という内容です。若干私の意訳も入っていますがご容赦ください。
やはり思考を変換するのはクセ付けがいるので、1日2日で人生をゲーム化できるかと言われたら難しいです。実際私も日中意識してみましたが、当たり前ですがすぐには何も変わりません(笑)
ただ、誰かがコントローラーを持って自分を動かしているとしたら、「今ここでどういう操作をするかな」と考えてみると、いつもと少し行動が変わったような気がします。
例えば、いつものお客様のオフィスに入る時、「ちょっと疲れてるけど、ここは少し元気に挨拶して入った方がいいな」ともう一人の自分がコマンドを操作している感覚を持つと、冷静にベターな選択をできる感覚はありました。
いわゆる「自分を俯瞰する」イメージを持ちやすいといった方が分かりやすいでしょうか。
自分の感情に良く飲み込まれそうになる方、日々をちょっと楽しく過ごしてみたい方には、参考になる事があると思います。
是非一読してみてください。
ではでは。
企業経営論 労働関連法規
こんばんは。
朝ランで熱中症ぎみになりました。。
スローペースのランニングは心身共に健全な状態にしてくれるのでいい習慣です。
今日は企業経営論_労働関連法規を学びました。
①労働基準法
労働者保護を目的に作られた法律です。
労働条件に関する内容は以下の4つに分類されます。
1)法令
2)労働協約
→労働組合と使用者の間の協約
3)就業規則
→企業の労働条件を記したもの。10名以上の雇用者がいる会社で作成が必須。
4)労働契約
→労働者と使用者の間の契約
次に、解雇についてです。
解雇は30日前の告知、もしくは30日分の給与を支払うという条件でないと実施できません。また、休業中や育児休暇+30日の間も制限があります。
賃金については、『支払の5原則』というものがあり、「通貨」「直接」「全額」「毎月1回」「一定期日」の5つを満たさなければいけません。
また、割増賃金として、時間外労働、深夜労働は25%、休日出勤は35%が乗ぜられます。
労働時間に関しては、法定労働時間があり、1日8時間、1週間で40時間という決まりがあります。休憩時間は1日6時間超の場合は45分、8時間超の場合は1時間の休憩が必要です。
②その他の保険
1)労働組合法
→労働組合に関する法律。不当労働行為や労働協約について記載。
2)労働安全衛生法
→労働者・職場の安全や健康を守る法律。雇用人数により、総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者、産業医の体制を整える事が必要。
3)労働保険
→労働者災害保障保健法は労災保険についての法律。業務災害と通勤災害についてカバーする。雇用保健法は失業等の給付について定めたもの。
4)社会保険
→健康保険は疾病・出産・負傷・死亡について保障。事業主と雇用者で保険料は折半。厚生年金保険法は公的年金について定めたもの。
その他、労働契約法、育児介護休業法、男女雇用機会均等法等、さまざまな法律が存在します。
今日の学びは以上です。細かい数字を覚えたり、法律の内容を理解するのは大変ですが、実務と絡めて、問題集も解きながら少しずつ覚えていければいいかと思います。
ではでは。
企業経営理論 経営企業の全体像
こんばんは。
U18日本代表の高校野球が楽しみですね。
吉田君は故障だけには気をつけてほしいです。
さて、今日は企業経営理論_経営企業の全体像について綴ります。
①企業とは
企業とは、「外部から資源を調達し、付加価値を付け、市場で販売する」組織です。前提として、企業は継続するものという考えがあり、これを「ゴーイングコンサーン」と言います。
②経営活動
経営活動のピラミッドは高次から、「経営理念」「ビジョン」「企業戦略」「事業戦略」「機能戦略」「経営計画」という順に構成されています。
企業理念は、社員のモチベーションを保つこと、コミュニケーションのベースになること、判断基準になる事ことに役立ちます。
ビジョンは、企業の目標は目指すべき将来像です。
以下、企業戦略は成長戦略、事業戦略は競争戦略、機能戦略は各部門(経理、人事等)の戦略にあたります。
そして、経営計画は具体的なアクションプランです。期間で短期、中期、長期に分けられます。また、計画を見直す場合は、ローリングプラン(定期的見直し)や、コンティンジェンシープラン(不足事態に備えるもの)等があります。
③マネジメントサイクル
大きく分けて次の2点があります。
1)PDCA
→これは皆さんおなじみですね。Plan、Do、Check、Actionの順にサイクルを回して行きます。
2)PDS
→Plan、Do、Seeの順にサイクルを回します。PDCAの方がより細分化されています。
今日の学習は以上です。
学んだ事を文字におこすのは大事ですね。普段使わない脳みそを使っている気がします。
ではでは。
企業経営理論 組織と人材
2019年度の中小企業診断士試験の合格を目指し、日々勉強に励んでおります。
インプットだけでなく、学びをアウトプットすべきだと感じておりましたが、ノートに纏めるだけでは頭に残らず…
「『ブログで誰かに見られている』という意識を持つと頭に残るかな」という軽い気持ちで初めて見ました。
稚拙な文章ですがご容赦ください。
さて、早速ですが本日勉強した企業経営理論_組織と人材のポイントについて綴ります。
①経営管理について
テイラーは科学的管理法として「時間研究」と「動作研究」の2点をベースに独自の理論を作りました。現在の経営工学の基礎となりましたが、人間的要素を無視した(経済人モデル)研究であり、実際に応用するには現実的ではなかったのです。
そこで、ホーキンソンが作業環境と能率の相関性について調べた研究により、職場の人間関係が作業効率に影響することが発見されました。(作業環境との相関性は特に無かったようです…)この事を、経済人モデルと比較し、社会人モデルと言います。
②モチベーション理論
この分野は実際の生活に近い分野なので面白かったです。まずは4つの理論を紹介します。
→人間は欲求段階があり、下から「生理的」「安全」「社会的」「自我」「自己実現」の順番。
2)マグレガーのX・Y理論
→X理論は、人間は元々怠惰であり、命令で統制すべきという理論。
Y理論は、人間は自発的であり、目標を与えて管理すべきという理論。
3)ハーズバーグの動機付け・衛生理論
→動機付けには「不満足要因」と「満足要因」があり、職務拡充によって満足要因を満たすことが大切。
4)アージリスの未成熟・成熟理論
→官僚的、統率的な組織では個人の成熟が阻まれてしまうので、職務拡大によりモチベーションを保つ事が大切。
③リーダーシップ論
リーダーシップとは、「与えられた目標を達成し、周りに影響を与える力」の事をいいます。周りにこういう人がいると力強いですね。
この分野で面白かったのが、レヴィンの「リーダーシップ類型論」。まずリーダーシップを取る方法を「専制型(独裁的)」「民主型(みんなの意見を聞きながら)」「放任型(みんなに任せる)」の3種類に分け、どの型が一番成果を残したのかを研究したところ、「民主型」が仕事の成果・雰囲気ともに良かったようです。専任型も成果は出たようですが、雰囲気は良くないという結果が出たそうです。
④組織活性化
組織文化を根付かせるのは難しく、例えば、トヨタ方式をトヨタ以外の会社で浸透させるのには多大な苦労が必要です。
組織を変える順番としては、「個人の信念を変え」「個人の行動を変え」「組織の行動を変え」「環境を変える」という学習サイクルがあります。また、組織内の対立(コンフリクト)はマイナスイメージで捉えられがちですが、組織の発展には意図的に使われる場合もあります。
今日の勉強項目は以上です。
身近なテーマなのでイメージしやすかったですが、理論と学者を覚えるのが大変ですね。
これからは少しずつ自分のペースで更新していきます。
ではでは。