企業経営理論 マーケティング概要とプロセス
こんばんは。
ある記事で読んだのですが、部下を率いる力として、
マネジメント▶︎自分が動かずに人を動かす力
リーダーシップ▶︎自分が率先して人を動かす力
と分けられるようです。特にマネジメントを行なう人間で「あいつは何もしてないくせに」と言われないように、日々自分を磨き上げる事は大切ですね。見方を変えればどんな人でもいい勉強材料になります。
さて、今日は企業経営理論_マーケティング概要とプロセスについて綴ります。
①マーケテイングの基礎
マーケティングを一言で言えば、「売れる仕組みづくり」究極は「セリングがいらなくなる仕組み作り」です。
コンセプトは以下の5つに分ける事ができます。
・生産志向…生産能力を上げる
・製品志向…製品の能力を上げる
・販売志向…販売の効率を上げる
・顧客志向…顧客のニーズを満たす
・社会志向…社会貢献をする
マーケティングの階層は3つに分かれます。
1)戦略的マーケティング…企業戦略
2)マーケティングマネジメント戦略…4Pの統合
3)マーケティング機能要素別戦略…各4Pの分析
②消費者行動分析
データ収集方法は何種類かあり、質問法は面接や電話、郵送などで収集します。また、観察法や実験法などもあります。
2)購買行動分析
購買行動にはプロセスがあり、問題認知→情報探索→代替品評価→購買決定→購買後の行動という順番です。
また、購買後の行動で、自分が行なった行動が不安になる現象があり、これを「認知的不協和」と言います。
③標的市場の選定
考え方はとてもシンプル。まず市場を分けて(セグメンテーション)、目標を定めて(ターゲティング)、腰を据える(ポジショニング)という流れです。
セグメンテーションは、地理や人口、心理的など、分析基準はたくさんあります。ただし、「実行可能」「維持可能」「到達可能」「測定可能」などの要件が必要です。
ターゲティングは、マーケティングミックスの投入の仕方で、
・無差別型…市場全体に全経営資源を投入
・差別型…市場に合わせ、経営資源を分けて投入
・集中型…市場を選んで、全経営資源を投入
に分ける事ができます。
最後にポジショニングは「ポジショニングマップ」という2軸の表を作成し、自社(自社の商品)のポジションを決めます。
今日の学習は以上です。
ある電機メーカーの戦略で、『商品単価は安いが、物持ちが良く、アフターフォローもしっかりしている』というイメージを植え付けている会社があります。安価な外国製品が市場に流入している中で、このようなイメージを顧客に発信できているのも差別化を図る一種のマーケティングだと感じます。
今日はこのあたりで。
ではでは。