GAKI_LOG

2019年度中小企業診断士の合格に向けて日々勉強中です。

企業経営理論 マーケティング概要とプロセス

こんばんは。

 

ある記事で読んだのですが、部下を率いる力として、

 マネジメント▶︎自分が動かずに人を動かす力

 リーダーシップ▶︎自分が率先して人を動かす力

と分けられるようです。特にマネジメントを行なう人間で「あいつは何もしてないくせに」と言われないように、日々自分を磨き上げる事は大切ですね。見方を変えればどんな人でもいい勉強材料になります。

 

 

さて、今日は企業経営理論_マーケティング概要とプロセスについて綴ります。

 

①マーケテイングの基礎

マーケティングを一言で言えば、「売れる仕組みづくり」究極は「セリングがいらなくなる仕組み作り」です。

 

コンセプトは以下の5つに分ける事ができます。

 ・生産志向…生産能力を上げる

 ・製品志向…製品の能力を上げる

 ・販売志向…販売の効率を上げる

 ・顧客志向…顧客のニーズを満たす

 ・社会志向…社会貢献をする

 

マーケティングの階層は3つに分かれます。

 1)戦略的マーケティング…企業戦略

  2)マーケティングマネジメント戦略…4Pの統合

   3)マーケティング機能要素別戦略…各4Pの分析

 

②消費者行動分析

1)マーケティングリサーチ

 データ収集方法は何種類かあり、質問法は面接や電話、郵送などで収集します。また、観察法や実験法などもあります。

2)購買行動分析

購買行動にはプロセスがあり、問題認知→情報探索→代替品評価→購買決定→購買後の行動という順番です。

また、購買後の行動で、自分が行なった行動が不安になる現象があり、これを「認知的不協和」と言います。

 

③標的市場の選定

 考え方はとてもシンプル。まず市場を分けて(セグメンテーション)、目標を定めて(ターゲティング)、腰を据える(ポジショニング)という流れです。

 

セグメンテーションは、地理や人口、心理的など、分析基準はたくさんあります。ただし、「実行可能」「維持可能」「到達可能」「測定可能」などの要件が必要です。

 

ターゲティングは、マーケティングミックスの投入の仕方で、

・無差別型…市場全体に全経営資源を投入

・差別型…市場に合わせ、経営資源を分けて投入

・集中型…市場を選んで、全経営資源を投入

に分ける事ができます。

 

最後にポジショニングは「ポジショニングマップ」という2軸の表を作成し、自社(自社の商品)のポジションを決めます。

 

 

今日の学習は以上です。

 

ある電機メーカーの戦略で、『商品単価は安いが、物持ちが良く、アフターフォローもしっかりしている』というイメージを植え付けている会社があります。安価な外国製品が市場に流入している中で、このようなイメージを顧客に発信できているのも差別化を図る一種のマーケティングだと感じます。

 

今日はこのあたりで。

ではでは。