『人生ドラクエ化マニュアル』
こんばんは。
今日は読み終えた本の感想を綴ってみたいと思います。
本日読了したのは『人生ドラクエ化マニュアル』(著:JUNZO)です。
人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! -
- 作者: JUNZO
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そもそもこの本を手にとったきっかけは、自分の人生について深く考えすぎてしまう事が多く、「人生もっと楽に考えれないかな」と思案していた時に出会いました。
確かにドラクエみたいに人生をゲームにできたら楽しそうですよね。
本の概要をざっくり纏めてみます。
①ゲームは時間を忘れるほど熱中するのに、なんで人生はそうではないのか?
→じゃあ人生をゲームにしたらいいじゃん!
②そもそもゲームが楽しいのはなぜだろう?
→ 「目的」、「ルール」、「敵」が存在するから!
→人生にもこの3要素を当てはめれば楽しくなりそう!
③3要素の中身はどういう意味?
→1)目的:ゲームの中ではクリア条件(ラスボスを倒す、いい点でゴールする)
人生の中では自分で決めれる(社長になる、目の前の顧客を喜ばせる)
2)ルール:ゲームの中では、勝ったら経験値GET、コマンドは限定、等
人生の中では、戦うだけで経験値GET、コマンドは無数、等
3)敵:ゲームの中では、雑魚キャラ、中ボス、ラスボス、等
人生の中では、目的を邪魔してくるもの(嫌な上司、文句を言う人等)
④つまり…
自分の人生の目的(小さいモノから大きいモノまで)を自分で決めると、自動的に敵(目的を妨げてくる人)が増える。特に大きい目的を作ると強敵が現れる。
でも、敵がいないゲームなんて全く面白くない。マリオでもずっとスターだと面白くないでしょ?
その敵を自分で作れる無数のルールの中で闘ったり逃げたり、あるいは仲間にしながら経験値を積み、目的に向かって楽しんでいこう!
という内容です。若干私の意訳も入っていますがご容赦ください。
やはり思考を変換するのはクセ付けがいるので、1日2日で人生をゲーム化できるかと言われたら難しいです。実際私も日中意識してみましたが、当たり前ですがすぐには何も変わりません(笑)
ただ、誰かがコントローラーを持って自分を動かしているとしたら、「今ここでどういう操作をするかな」と考えてみると、いつもと少し行動が変わったような気がします。
例えば、いつものお客様のオフィスに入る時、「ちょっと疲れてるけど、ここは少し元気に挨拶して入った方がいいな」ともう一人の自分がコマンドを操作している感覚を持つと、冷静にベターな選択をできる感覚はありました。
いわゆる「自分を俯瞰する」イメージを持ちやすいといった方が分かりやすいでしょうか。
自分の感情に良く飲み込まれそうになる方、日々をちょっと楽しく過ごしてみたい方には、参考になる事があると思います。
是非一読してみてください。
ではでは。