GAKI_LOG

2019年度中小企業診断士の合格に向けて日々勉強中です。

企業経営理論 組織と人材

2019年度の中小企業診断士試験の合格を目指し、日々勉強に励んでおります。

 

インプットだけでなく、学びをアウトプットすべきだと感じておりましたが、ノートに纏めるだけでは頭に残らず…

「『ブログで誰かに見られている』という意識を持つと頭に残るかな」という軽い気持ちで初めて見ました。

 

稚拙な文章ですがご容赦ください。

 

 

さて、早速ですが本日勉強した企業経営理論_組織と人材のポイントについて綴ります。

 

経営管理について

 

テイラーは科学的管理法として「時間研究」と「動作研究」の2点をベースに独自の理論を作りました。現在の経営工学の基礎となりましたが、人間的要素を無視した(経済人モデル)研究であり、実際に応用するには現実的ではなかったのです。

 

そこで、ホーキンソンが作業環境と能率の相関性について調べた研究により、職場の人間関係が作業効率に影響することが発見されました。(作業環境との相関性は特に無かったようです…)この事を、経済人モデルと比較し、社会人モデルと言います。

 

 

②モチベーション理論

この分野は実際の生活に近い分野なので面白かったです。まずは4つの理論を紹介します。

1)マズロー欲求段階説

 →人間は欲求段階があり、下から「生理的」「安全」「社会的」「自我」「自己実現」の順番。

2)マグレガーのX・Y理論

 →X理論は、人間は元々怠惰であり、命令で統制すべきという理論。

  Y理論は、人間は自発的であり、目標を与えて管理すべきという理論。

3)ハーズバーグの動機付け・衛生理論

 →動機付けには「不満足要因」と「満足要因」があり、職務拡充によって満足要因を満たすことが大切。

4)アージリスの未成熟・成熟理論

 →官僚的、統率的な組織では個人の成熟が阻まれてしまうので、職務拡大によりモチベーションを保つ事が大切。

 

 

③リーダーシップ論

リーダーシップとは、「与えられた目標を達成し、周りに影響を与える力」の事をいいます。周りにこういう人がいると力強いですね。

 

この分野で面白かったのが、レヴィンの「リーダーシップ類型論」。まずリーダーシップを取る方法を「専制型(独裁的)」「民主型(みんなの意見を聞きながら)」「放任型(みんなに任せる)」の3種類に分け、どの型が一番成果を残したのかを研究したところ、「民主型」が仕事の成果・雰囲気ともに良かったようです。専任型も成果は出たようですが、雰囲気は良くないという結果が出たそうです。

 

④組織活性化

組織文化を根付かせるのは難しく、例えば、トヨタ方式をトヨタ以外の会社で浸透させるのには多大な苦労が必要です。

 

組織を変える順番としては、「個人の信念を変え」「個人の行動を変え」「組織の行動を変え」「環境を変える」という学習サイクルがあります。また、組織内の対立(コンフリクト)はマイナスイメージで捉えられがちですが、組織の発展には意図的に使われる場合もあります。

 

 

 

今日の勉強項目は以上です。

 

身近なテーマなのでイメージしやすかったですが、理論と学者を覚えるのが大変ですね。

 

これからは少しずつ自分のペースで更新していきます。

 

ではでは。